HCD/UX/サービスデザインStep5

HCD-Net東海

UXデザイン連続セミナー2019年度

井登 友一さん

 

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こんにちは。杉山果那です!色々落ち着いて、やっとブログを書きました。

 

5日間って長いなって思っていましたが、あっという間に過ぎてしまい、今は恋しく感じております。

以下ステップ5全てを通して感じたことを、綴ろうと思います。お付き合いいただければ幸いです!

  

 

  1. ストーリーの一貫性・目的が複数にならないようにする
  2. 価値からアイデアっていきなりすぎない?
  3. タッチポイント
  4. UX連続セミナーに参加する目的と振り返り

 

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1.ストーリーの一貫性・目的が複数にならないようにする

 

 今回プレゼンするにあたって、今までの調査分析に、一貫性を持たせてまとめる必要があったのですが、そこに結構苦戦しました。

 

「今思うとちぐはぐしてない?」「どこを重要視してたんだっけ?」「矛盾してる気がする。」など、少し混乱してしまいました。そのため、グループで共通認識することに時間がかかりましたね。時間がない中、まとめることに精一杯で、重要なところを考え忘れていたり、冷静に考えることを忘れていました。

 

プレゼン次第は楽しくできましたが、自分たちの考えたサービスが好きになりすぎ、本当にこれでいいのか?このアイデアでいいのか?と疑うことを怠っていましたね。

 

 井登さんに、釣りをできる会社ならそもそも自分から仕事を取りに行きそう、習慣化するためには釣りは弱い、違和感を持たせないために釣り体験をもっと工夫する必要がある、そもそも釣りじゃなくてもいいのでは?などなど意見をおっしゃってくださり、確かになと納得するばかりでした。

 

サービスを作り込んでいくと、どうしても疑うことを忘れてしまいますね...。

 

 また、このサービスならこれもこれも解決できる。と欲張っては、ストーリーがたくさんできてしまい、一貫性がなくなってしまうと今回感じました。

 

どれもいいとこ取りしては、結局ユーザーのどんな悩みを解決したいわけ?何がこのサービスのゴールになるの?となってしまいます。軸がブレッブレでは、そのサービスを使う人もどうしたら良いか分からなくなってしまいますよね。

 

 そのため、何回も今まで分析したものを見返すことが大切だなと思いました。この結果と分析したものはつながっているのか?矛盾は生じてきないか?など常に疑うことをしなければなりません。

 

先程も言いましたが、自分の作ったサービスやアイデアは可愛く見えてしまうので、ついついこれで正解だと思い、甘やかしてしまいます。我が子にも間違いはしっかり指摘しなければ成長しません。同じ過ちを繰り返します。間違いを探して、勇気を持って訂正する力を身につけようと思います。

 

 

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2.価値からアイデアっていきなりすぎない?

 

 カスタマージャーニーマップつくるインサイトや重要視するべきペイント・ゲインを探るサービスのアイデアを出していこう!

 

ってよく考えたら、いきなりすぎるのでは?と感じました。価値からアイデアを出すのは難しく、価値に忠実になって考えると面白いアイデアは生まれない、面白いアイデアを考えようとすると、重要視している価値と結びつくことができない、またはむりやり結びつけるような形になる。こういった事態に割と遭遇している気がします。

 

そのため、価値からアイデアの間にワンクッションほしいと感じましたね。アイデアの数を出せば、これだと思うものは出てきますが、1人で作業する際はアイデアをたくさん出すのは難しいですし、同じようなものばかり出てきてしまうこともあります。

 

価値からアイデアを出す為に、効率が良いやり方があるといいなと感じました。

 

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3.タッチポイント

 

 タッチポイントはもっと深められるなと感じました。タッチポイントはサービスを知るきっかけとなる重要なところなのに、タッチポイントを考えるコツなどは、どこのセミナーでも教えられていない気がします。

 

自分で学ぶところだとは思いますが、こういうころもタッチポイントになるんだよ、タッチポイントってこう考えるといいんだよと、何かしらのコツを知りたいなと感じました。

 

どうしてもSNSの広告やCMと考えがちですが、この裏にもお金が動いています。そのため、どれほどの規模の会社なのかによっても、タッチポイントは変わってます。

 

大きい規模の会社ならば、お金はあるのでYahoo!のトップ画面の大きい広告といった、多くの人に見てもらえる場所にタッチポイントを置くことができ、タッチポイントに接触する機会も多いです。

それに対して、小さい企業では大企業よりは費用をかけられないため、アピールする場所が限られてしまいまうのではと感じました。このような企業は、どのようにして自分たちのサービスや製品をアピールしているのか、タッチポイントをどこに置いているのか、知りたいですね。

 

色々と思うことはありますが、タッチポイントの深掘りって難しいですね...。とりあえずもっと勉強しようと思いました。

 

 

 

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4.UX連続セミナーに参加する目的と振り返り

 

 最後となったので、改めて、目的を書いていきます。

UX連続セミナーに参加する目的は3つ。 

 1つ目は、来年、社会人となって会社のサービスを作り上げていく立場となります。社会人になる前に、UXを来年働く会社でどのタイミングで、どのように活かすことができるのかを、今回のセミナーの中で考えること。

 2つ目は、UXの基礎知識を自分の身にしっかり定着させること。

 3つ目は、自分の「考え方」の幅を広げること。

 

自分は今回これらを達成できたのだろうか。

1つ目は、学んでみたものの、やはり実際に会社に入らないとどこで実践できるのか、活かすことができるのか、分からないなと感じました。しかし、今回学んだことは他の課題で活用しているため、活かし方は掴めてきました。あとは会社に入ってしっかりと実践し、結果を出すのみです。

 

学生ならば実践するだけでも意味があったのですが、社会人になるとそういうわけには行きません。

 

社会人になると、学んだことを実践、その後しっかりと結果まで出さなければなりません。そのためには、ただ実践するのではなくプラスαで自分なりの考えや今まで学んできた知識が必要になってくるのでしょう。もっと色々なことに興味を持ち、自分の視野を広げて学んで行かなければならないですね。

 

2つ目は、基礎は定着できたかなと思います。しかし、プロセスや手法が何となく身についただけで、価値の考え方や価値の抽出など細かいところはまだまだ修行が必要です。実戦を積むしかありませんが、日頃から「これはユーザーのどんな価値を解決するために作られているのだろう」「この製品からどれほど価値が出てくるのだろう」など考えて生活して、コツを掴んで行こうと思います。

 

3つ目は、まだまだと感じております。セミナーに入る前に比べれば、自分の「考え方」の幅は広がった気がします。しかし、もっと広げられるはずです。周りの人に比べて、自分はまだ「考え」の世界が狭いです。「考え方」の幅を広げるにはどうすればいいのでしょう。知識を増やすこと、色んな人と出会い刺激をもらうこと、考えの範囲を広げて行く、他にどのようにしたら幅が広がるのでしょうか。誰か教えてください...!

 

 

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さてさてもう終盤となってしまいました。5日間は本当にあっという間でした。このセミナーを企画してくださったHCD役員の皆さま、講師をしてくださった井登さま、勉強を共にした参加者の皆さま、そして共に戦ってくださったチームCの皆さま、改めてありがとうございました。

 

皆様のおかげで楽しい5日間でした。これからもこの縁を大切にして行きたいです。今後ともよろしくお願いいたします。

 

それではまた!ここまで見てくださりありがとうございました!