HCD/UX/サービスデザインStep1

HCD-Net東海

UXデザイン連続セミナー2019年度

井登 友一さん

 

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こんにちは。杉山果那です!最近色々追われていて忙しない毎日です笑

 

今回、井登 友一さんによる「UXデザイン連続セミナーStep1」のセミナーに参加させて頂きました。社会人の方に囲まれると自分が大人びた気がしてしまいます。

 以下今回の学びや考えを長々と書きました。セミナーの記録を書くたびに、文章力のなさを実感し悲しくなりますが、お付き合いください。

 

  1. UX連続セミナーに参加する目的
  2. 学びと気づき
  3. 疑問
  4. 今後の目標

 

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1.UX連続セミナーに参加する目的

 

 UX連続セミナーに参加する目的は3つあります。 

 1つ目は、来年、社会人となって会社のサービスを作り上げていく立場となります。社会人になる前に、UXを来年働く会社でどのタイミングで、どのように活かすことができるのかを、今回のセミナーの中で考えること。

 2つ目は、UXの基礎知識を自分の身にしっかり定着させること。

 3つ目は、自分の「考え方」の幅を広げること。

 

 今回のStep1の参加の目的は上記にあげたこと以外に2つあります。

 1つ目は、今取り組んでいる課題に今すぐ活用できそうな考え方や手段はどれか考えること。

 2つ目は、インタビュアーとしての心構えやコツを知ること。

 

目的が沢山ですが、これらの目的を頭に入れながらStep5まで頑張ります!

 

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2.学びと気づき

 

A,世間の生の声を聞けば良いのではない

 この言葉に最初はピンと来ませんでしたが、リモコンの画像が出てきたとき「ああー...」となりました。確かにこれは世間の皆様の悩みを全て解決しようとした結果できたものですね。機能が多すぎます。使ってないボタンは沢山ありますし、リモコンを触るとき、確かに不便に感じる時があります。

 例えば、好きなアーティストが出るテレビ番組は全て録画する人であれば、好きなアーティストがテレビでいきなり出てきたらすぐに録画ボタンを押せる位置にあって欲しいはずです。しかし、現実のリモコンはそうではありません。結構小さくて一瞬どこにあるのかわかりませんよね。私の家にあるリモコンは一番左下にあって、いざ録画しようとするとリモコン内で迷子になってしまい、録画が間に合わず母に怒られるという場面が多々あります。(例えばの人物がバレてしまった...笑)

 井登さんがおっしゃった通り、今のリモコンは全員が使ってくれるけど確実に誰かがそのリモコンを好いてくれることも、心地よく感じることもありませんね...。

 

 今回例に上がったリモコンのように、生の声を全部取り入れようとすると、こうなってしまうのかと恐怖を覚えました。生の声を聞いたとしても、その声の中で何の悩みを重要視するべきかが大切ですね。改めて、全部のユーザーの悩みを解決すれば良いのではないことに気づかされました。

 

B,未来の当たり前をつくる

 今の時点では、そこまで重要性がないことでも今後こういった社会の流れ、価値観の変化があると思われるから、その時代の中で生まれてくるユーザーの課題は何か、その課題解決のために何を提供するべきなのか。「今」ではなく「未来」のことを考えてサービスを提供しなければならない事実を改めて気づかされました。

 今の時代って本当に複雑ですね。現在で今のユーザーの悩みを解決することは時代遅れとなってしまいましたか...。今の悩みを解決できるサービスは世の中にはすでに沢山あり、そこと競ってサービスをいくら考えたとしても、企業としては将来伸びることはないのでしょう。では、ユーザーの未来の悩みをただ見抜けば良いのか、そうではないのです。まだ私たちはそこから考え抜かなければならないことがあるのです。未来のユーザーの悩みを解決しつつ、そこで得られる体験をユーザーの習慣にさせる。ユーザーの今までの行動習慣を変えるほど、サービスがユーザーの一部になるところまで持っていきながら、またさらに、その習慣が文化にまで進化するとサービスとして強くなる。文化までは厳しそうですが、私たちはユーザーの日常や人格さえも変えるくらいのサービスを考えていかないと、生き残れない時代になってきているのですね。今の私の力では、確実に生き残れません...。そのためにはまず、時代と戦う武器を装備していかなければなりませんね。

 

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3.疑問

 

A,インサイトを解釈するためには主観が必要

インサイトは、ファインディングを俯瞰して見えてくるニーズやウォンツ、動機、ゴールについての解釈をし直すことであり、解釈するためには主観(今までの自分の経験や考えを参考にする)も必要ということはわかりました。

しかし、主観は必要ですが、主観的に考えすぎても良くないですよね。主観的に考えすぎると、自分の都合の良いように考えてしまい、もはや新しいユーザーの考えを作れてしまいます。主観的に考えつつ、こまめに「本当にこの解釈で良いのか」と客観的に見て、冷静になることも必要です。この主観と客観の切り替えが、私が現在取り組んでいる課題の中で、非常に大変ということに気づきました。

1人で行う際、没頭してしまうと歯止めが効かずどんどん考えが進んで行き、時間が経った後ハッと気づき、「本当にこれで良いのか」と俯瞰的にみるということがあります。考えがズレてなければ良いのですが、大体考えがまとまった後で、客観的に見て何か違和感を感じる、ズレていることがわかってしまうと、また考え直さなければならないので時間のロスです。これは経験上一番避けたいです。つくづく自分で自分をコントロールすることは難しいと思います...。

この考えがあっているかもわかりませんが、主観が必要の具合が私の中であやふやになってしまったので、質問しておきたかったです。

 

B,デプスインタビューを行って見て

インタビューをしている時、その回答の意味はなんだろう?これ聞きたいと質問は沢山出てくるのですが、相手の話を集中して聞いていくうちに忘れてしまうことが多々ありました。メモを取りたくても、相手は目を見て話してくれているため、メモが取りづらかったです。次にしたい質問を忘れないコツがあったら知りたいです...。

 

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4.今後の目標

 

 今回のセミナーで出てきた、スピード×イテレーションが今後の目標だと感じました。特に今はスピードを重点に置いて行きたいです。理由は、今の私はユーザーの本質的ニーズ、インサイトを見抜くするまで時間がかかっているからです。今のままでは社会人になって苦労しそうと最近感じています。社会人になる前に見抜くまでの時間をなるべく短くしていきたいです。そのためにも、今回の連続セミナーで磨き上げて行こうと思っております!

 

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画像が汚くて申し訳ありません...笑

 

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