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HCD/UX/サービスデザインStep2
HCD-Net東海
UXデザイン連続セミナー2019年度
井登 友一さん
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こんにちは。杉山果那です!卒制が進んでいなくて焦っております!
9月14日、井登 友一さんによる「UXデザイン連続セミナーStep2」のセミナーに参加させて頂きました。半日だったため、前回よりも内容が濃く時間が過ぎるのがあっという間でした。
以下今回の学びや課題を長々と書きました。まだまだセミナーの記録は書き慣れないです笑
- UX連続セミナーに参加する目的
- 課題と次の目標
- 気づき
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1.UX連続セミナーに参加する目的
改めて、目的を忘れないため書いておこうと思いました。
UX連続セミナーに参加する目的は3つあります。
1つ目は、来年、社会人となって会社のサービスを作り上げていく立場となります。社会人になる前に、UXを来年働く会社でどのタイミングで、どのように活かすことができるのかを、今回のセミナーの中で考えること。
2つ目は、UXの基礎知識を自分の身にしっかり定着させること。
3つ目は、自分の「考え方」の幅を広げること。
目的がやはり沢山ですが、これらの目的を頭に入れながらStep5まで頑張ります!
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2.課題と次の講義の目標
A, KA法の価値つくりの苦戦その1
価値を普遍的に考えることが難しい。具体的すぎず、抽象的すぎない間を考えることが、想像以上に困難でした。
このモヤモヤは、普遍度がわからないというより、上手に考えられない。が正解な気がします。どれくらいが抽象的になるのか、具体的になるのか、判断はできるのに、間にある純粋的な価値レベルにまで考え抜くことができない。このもどかしさに苛立ちが募りました。
上手にという表現は少し違う気もしますが、普遍的に考えられた価値に対しては「これだ!」とすぐ感じるのです。その感情まで持ってこれるような価値をなかなか考えられないのです。
純粋な価値レベルにまで考える力を身につけるには、何が必要なのでしょう。慣れなのでしょうか。多方面から考えることでしょうか...。
B, KA法の価値つくりの苦戦その2
良いことに対する心の声に、価値を生み出すことが難しく感じました。
ファクト「仕事の話をしている時、表情が一番柔らかく、楽しそうに話している」
心の声「今の仕事楽しくて好きだなー!」
このように思っていると想像すると、それでユーザーは満足なのでは?満足しているのならそこに価値を作り出しても意味がないのでは?と感じてしまって、ペンが進まないという時間がありました。
しかし、今となってはもっと深掘りできたのでは?
心の声ってそれだけではないですし、他の心の声を考えてみて、そこから価値を考えても良かったのかと反省しました。
また、もっと違う観点から価値を探せば良かったです。周りの目線を巻き込んだ価値や、ある特定の時間に限られた価値など、別の方向から考えていけば、価値が生み出しやすかった気がします。「仕事にやりがいを持って働いているように見える価値」とかでもアリだったのかな...。
時間が経った今だからこそ思いつきましたが、やはり短時間でやろうとすると、焦ってしまい、なかなか純粋な価値レベルまで落とし込むことができません。このままだと、本当はここに重要なインサイトが隠れているのに、見つけ出すことができない。浅いインサイトになる。という事態になってしまいそうです。
井登先生はすぐに1つの心の声に対して、いくつも価値を生み出しており、ただただ驚愕でした。回数を重ねれば、普遍的に考える力も身につくのでしょうか...。普遍的に考える練習として、加藤さんが少しだけやってたツイッターのやり方を真似してみようかな...笑
C,価値マップから見つけ出すペルソナ像
価値マップでは、見た感じ綺麗にまとめることはできて、おーすごい!となったのですが、そこからペルソナを考える時、今回のセミナーで唯一チームのメンバーみんな思考が止まりましたね。
私たちの価値マップでは、ペルソナを複数にすることも、1人にすることもできる。そこでペルソナを1人にして考えてみると、情報が多すぎてこの人のゴールはなにか見失う。複数にして考えると、どのペルソナが良いかわからない。と苦戦しました。
その時、メンターの方に助けを求めると、客観的に価値マップを見て下さり、1つ1つ私たちの「?」を取り除いてくれました。その結果、この価値マップのゴールはどこで、そこにどんな人がいるのか見えてきたのです。
やはり、苦戦し出したら一度冷静になって客観的に見ることは大事だなと改めて思いました。時間がない!と焦っていると、主観が強く出てしまい、自分たちも共感できる価値を重要視したり、そこへ誘導しようとしてしまうので、次の目標としては焦らず、冷静に客観的に見るということを意識します。
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3.気づき
UXの技法を1から学び、UXって結局どんなプロセスを踏んでいくのか確かめることも今回のセミナーを受ける上で大切です。間違った技法で行っていてはサービスの軸がぶれてしまう恐れがあります。
しかし、今回技法を学んだ上でその先の自分なりの考え方を身に付けたいと思いました。
技法を学ぶ、プロセスを踏むとゴールが見えやすく、根拠を裏付けることができるため、プレゼンで説得もしやすくなります。でも、プロセスに縛られすぎていては、本当に重要なインサイトを見つけ出すこと、自分の考える力も身につかないのでは。
こういうプロセスで考えると、このインサイトが見えてくるよね、このインサイトの中からこれが一番重要視するべきだよね。では表面的な気がします。プロセスを学ぶだけならこれで良いですが、実際社会人になってサービスを考えるとなると、このままではいけない!と感じたのです。プロセスに乗っ取りながらも何回か寄り道、殻を破ることも必要なのでは。自分のいままで学んできたこと、社会の流れ、過去の出来事、全て含んで考えることが今後大切だなと思いました。
このセミナーの自分のゴールとしては、技法やプロセスを1から学び、自分の考えの幅を広げ、どういう時にプロセスに従って考えるべきか、どういう時に自分のいままでを使って考えるべきなのか、殻を破るべきなのかを判断できるようになることです。今回のセミナーで気づくことが出来て良かったです。(遅い気もしますが...)
ではでは次の講義も頑張るぞ!!
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4.余談
懇親会にて、フライドポテトが来た時に私が「フライドポテトあまり食べないんですよ~」と言った途端、井登先生の目の色が変わり、「何で食べないのですか?いつから食べてないのですか?マックでも頼まないのですか?ファーストフードがお好きじゃないのですか?......」と質問攻めされてしまいました笑
あたふたしてしまいましたが、プロの方にインタビューされる機会なんて滅多にないので、正直嬉しかったです笑 貴重な時間を過ごせました。ちょくちょくこれから食べてみようかなと思います。
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